人生から不運なことを減らす方法
こんにちは、えびやまです。
本日は、不幸なことがあっても一切気にすることなく前を向いていく方法をお伝えしたいと思います。
ずばりどうするかというと、「不幸なことがあってもそれにとらわれず、前向きな選択肢を選ぼう」ということです。
例えば不運なことが起きて、あなたは悲しんでいる、としましょう。
するとあなたはなぜ悲しいのかというと、不運なことが起きたからではありません。
「つらいことが起きたから、悲しむ気持ちを自分で作り上げる」という行動を自分の無意識下で選択して、その結果あなたは悲しい
ということになります。
つまり、悲しむことを自分で選択した結果として、悲しんでいる現在がある、ということです。
私達は、普段からあらゆることを選択しつづけて生きています。
朝食を何食べるか、何時に起きるか、起きてまず何をするか、にはじまり数え切れないほどたくさんです。
しかしその殆どの選択を無意識下におこなっており、選んでいる自覚はないことがほとんどだと思います。
そして、この選択の対象は、感情にも当てはまります。
先程は「不運なこと」を例に上げましたが、他にも「叱られ」たり「褒められ」ても全く同じ現象が起きています。
例えばあなたが仕事のミスをしてしまい、上司から叱られているとします。しかしこのミスは、実際にミスをしたのはあなたですが、直接的に原因があるわけではなく、他の人のミスが原因であなたのミスが誘発されてしまったとします。
するとあなたは、叱られながらどういう気持ちになるか、いくつかの選択肢が目の前にあるわけです。
①落ち込む
②上司は全然わかってない、とスネる
③自分のせいではない、と反発する
④素直に説教を聞き入れ反省する
⑤自分に原因があるわけではないので気にしないことにする
などなど、、まだまだいくらでもありそうです。
ちなみに私なら、「⑤気にしない」になると思います。
ですが、落ち込むことだって出来るわけです。反発することも出来る。でも、気にしないというのは、「気にしない」という選択肢を自分で選んで「気にしない」という自分の気持ちを生み出しているのです。
同様に、何かに怒っている人にも同じことが言えます。
あなたの部下がミスをしたことが発覚し、それを聞いたあなたは怒り心頭!今すぐ部下のところへ飛んでいって怒鳴りつけたい衝動に駆られます。
・・・しかし、この怒りの気持もまた、あなたが自分で生み出しているに過ぎないのです。
あなたは、本人から事情を聞き、二度と繰り返さないよう冷静にアドバイスすることだって出来るはずです。でも、「怒る」という方法を採用した。
この通り、あなたの全ての行動は、実は全てあなた自身が選んで実行している行動であり、自分以外に原因があるからどうしようもない、というのは大きな思い違いです。
なぜなら、他人は私達を思い通りに操ることなんてできません。私達は私達の意思によってのみ動くことが出来ます。
このはなしは、簡単には理解できないかもしれません。
世の中には原因と結果があり、様々な外部要因によって結果が引き起こされる、と。
しかし、選択肢を認識していないだけで、あなたはどのような行動・対応でも取ることが可能なはずです。
つい最近、友達と買い物して家に帰っていると、空からカラスの糞が降ってきて、ぼくの背中に命中するという事件が発生しました。
背中に軽い衝撃を感じた瞬間、すぐに嫌な予感がしました。
鳥の糞に当たるのは初めてではなかったので、過去の記憶がすぐさま呼び起こされたんでしょう笑
すぐさまいっしょにいた友達に背中を見てもらうと、友達爆笑してます。完全にしてやられました。
見上げると電線にカラスが一羽とまっており、ぼくが「あいつか!!」と言うと「カーー」と返事してきました。確信犯ですね
着ていた白いTシャツは完全にアウトです。リュックにも付着しました。
出来事としては不運でしか無いのですが、ぼくは別に落ち込んだり機嫌が悪くなるようなことはなく、
むしろ、「運が降ってきた!」と前向きに捉えて友達とも笑い合っていました。
鳥の糞に当たる確率、423万分の1らしいです。
すごいのかすごくないのか、、、笑
とまあ、とりあえず、この時ぼくはカラスに対して憤りを感じたり、不運を嘆くなど選択肢はたくさんあったわけです。そのなかから”前向きに笑う”という選択肢を選んだことによって、ネガティブな気持ちにとらわれること無く、この事件を乗り超えました。
皆さんにお伝えしたいことは、目の前の選択肢から好きな選択肢を選び取る”主導権”を離さないようにしてほしい、ということです。
自分で選択肢を選ぶ主導権を手放してしまって、ただただ出来事のリアクションだけをして過ごしているという方、多いんじゃないかと思います。
でもそれだと振り回されているだけで、自分の幸せにはなかなか結びつくことはありません。
なので、より良い人生を送るためにも、目の前の選択肢を自分の意志で選ぶ、ということをやってみて下さい。
この話は、「嫌われる勇気」という本などに登場するアドラー心理学の考え方です。
読んだことがある方も多いのではないでしょうか。大ベストセラーの素晴らしい本ですので、ぜひ読んでみて下さい。
ではでは。